YAS Person Interview

03 板金・塗装の頂点に挑んだ男たち
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BPセンター岡山 板金メカニック  岡井良太

BPセンター岡山 板金メカニック
岡井良太

全国10か所の内製工場のうち、西日本ではもっとも充実した規模と設備を誇るBPセンター茨木。ここには月間250台近くの傷ついた車が運び込まれてくる。関西エリアの修理車両が中心だが、遠くは中国・四国エリアからも大ダメージや難易度の高い修理車両が駆け込んでくるという。働くスタッフの平均年齢は34歳。ほかのBPセンターに比べると、はるかに若い。2013年2月に開催された、板金・塗装の技と 知識を競う日本で初めてのコンテスト『BPグランプリ』で見事、塗装部門の日本一に輝いた入社5年目の岡平拓也(29)、同じく決勝まで勝ち残った浅野宏典(26)も、この工場の中心メンバーとして働く若手メカニック。また、板金部門で 2位を勝ち獲った岡井良太(34)も、昨年の10月まで13年間ここに勤めていた一人(現在はBPセンター岡山に在籍)である。今回は、岡平・浅野・岡井の3名に、BPグランプリ決勝進出に至るまでの軌跡、そして大会出場から見えたものについて訊く。

日本全国から1,000人以上の匠が参加 板金・塗装の日本一を決める
『BPグランプリ』

岡平:普段はBPセンター茨木の塗装チームで「調色」を担当しています。調色とは、70〜80種類もある塗料の中から数種類を混ぜ合わせて、車体に合わせた色をつくり出す工程。基本的には各自動車メーカーで定められた調色データをもとに塗料を 配合していきますが、同じ車種であっても生産ラインや生産された時期、使用年数や車の使い方によって、少しずつ色が違います。ですから、一台として同じ色の車はないといっても過言ではありません。ほんの少し、塗料の配合が違うだけで色合いはかなり違ってきます。微調整を繰り返し、繰り返し、根気よく色をつくりあげていく調色は、非常にデリケートな作業といえます。BPセンター茨木には月間250台近くの車両が入庫してきますが、私はそのすべての車両の調色を担当。今回は、普段の業務の成果を発揮するべく『BPグランプリ』の塗装部門に出場しました。

浅野:私と岡井は板金専門のメカニックです。BPグランプリではもちろん、板金部門に出場しました。BPセンター茨木/岡山では、板金が必要な修理車両には一台毎に一人のメカニックが入庫から仕上げまですべての工程を担当します。パーツの分解に始まり、ハンマーを使って修理個所を叩いたり、溶接加工をして引っ張り出したり、パテを塗って研ぎ落したりする作業を経て、車を元通りに成形していきます。こちらも一台として同じヘコみやキズはありませんから、確かな経験と技が必要とされる作業です。

岡井:BPグランプリに出場したきっかけは、上司から「こういう大会があるけれど出てみないか」という提案があったことから。板金・塗装業界で“全国レベル”の技術コンテストはいまだかつてありませんでしたから、「これはおもしろい!」と感じました。まして全国から千人以上のメカニックが参加するとなれば、ハイレベルな技術を見ることができるチャンスだと思い、わくわくしましたね。

浅野:私は入社5年目でまだまだ新人に毛が生えた程度ですが、学びたい意欲は人一倍。恥をかいてでも出場させていただきたいと志願しました。出場するだけでも価値があると感じましたし、結果はどうあれ大きなステップアップにつながると思いました。

岡平:私は会社からの勧めがあって応募してみたものの、正直、乗り気ではありませんでした。というのも、先輩方を含め私よりも上手な人がたくさんいますし、出る幕はないと思ったからです。しかし、一次予選、二次予選と舞台が大きくなるにつれてたくさんの方から応援の言葉をいただくようになり、次第に地区の代表、会社の代表であることを実感。「大勢の前で恥ずかしいことはできないぞ」と、意識が高まっていきました。

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BPセンター茨木 塗装メカニック 岡平拓也

BPセンター茨木 塗装メカニック
岡平拓也

BPセンター茨木 板金メカニッ ク 
浅野宏典

BPセンター茨木 板金メカニック
浅野宏典

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