YAS Person Interview

07 数値に裏づけられた技術+ 積み重ねられた経験が、匠の技となる
首都圏第一エリアセンター販売促進課 営業担当 浜 幸弘

P&A営業部ユニット課
メカニック 桶田 佳嗣

BPセンター茨木  工場長 森 裕之

オートマチックトランスミッション

日本全国に拠点を構えるYASのなかでも、屈指の規模を誇るBPセンター横浜を擁する横浜ニューデポー。ここに「P&A営業部ユニット課」というセクションがある。ここには日々、故障したオートマチックトランスミッションをはじめ、動かなくなったオルタネーター、動作に異常をきたしたパワーステアリングなど、なんらかの不具合が生じたメルセデス・ベンツの部品が次々と運ばれてくる。ユニット課に在籍するメカニックたちは、それらの部品を分解し、洗浄し、壊れた原因を突き止め、必要あらばパーツを取り替え、再び組み立てる。すると、故障した、あるいはくたびれた部品が、まるで新品のようによみがえるのである。これは「リビルト」という作業であるが、「リビルト」は新品の部品に交換するよりもリーズナブルかつエコロジカルな修理を可能とする技術。環境保護への意識が高まる中、注目度の高いサービスでもある。今回はユニット課において20年前後の長い経験を持つ4人のメカニックが集まり、YASならではの、高度なリビルト技術について語った。

高品質で安定的な再生品を生み出すリビルトのプロフェッショナル集団

桶田:リビルト品とは、壊れた自動車部品を、洗浄や消耗部品の交換などの作業を経て、また新たに使えるように再生したもののこと。リビルトを施した商品は、見た目も使い心地も新品に近い状態になります。クルマが故障したとき、一般的には故障した箇所の部品を新品の部品に交換することが多いですが、“消耗した必要なところだけを補修”したリビルト品を使用することによって、コストを大幅に下げることができます。新品同様の品質で安くすむわけですから、お客様にとってはうれしいですよね。

安達:また、エコロジーにもつながります。リビルト=「再生」という意味ですが、ヤナセオートシステムズではリビルト品販売事業を「リサイクル事業」という位置づけで行っています。エコロジーを意識するライフスタイル志向が高まる中、リビルト品の活用は今後さらに注目されていくでしょう。

柴崎:私たちのもとには毎日何台もの壊れたメルセデス・ベンツのオートマチックトランスミッション、パワーステアリング、オルタネーターなどが運ばれてきます。私たちはそれをまず、分解し、洗浄し、何が原因で壊れたかを突き止め、必要があればその一部を交換し、再び組み立てる作業を行っています。ひとつひとつの部品は、非常に繊細な構造をしていますから、細心の注意を払って扱わなければなりません。また、何が原因かを突き止めるために、手と頭をフル回転させながら行いますから、リビルトの一連の作業はものすごい集中力を要しますね。

小林:そうですね。どんなに壊れ方がひどくても、くたびれていても、純正部品(新品)と同じレベルまで再生しなければならない。そのために、間違いのない作業ができるよう一つひとつの工程に気を抜かないように進めていくことが大事になります。

桶田:その際に、もっとも大切になるのが「基準値」。一般的に、経験を積んでくると感覚だけでやってしまうことがありますが、私たちは品質を統一するために、あくまで数値にこだわり、誰がリビルトしても同じ仕上がりのものができるように、人によって差が出ないように、一つひとつの工程に一定の基準値を定めています。基準値は、メーカーからの正確な技術情報と、私たちが独自で精密な測定、試験などを繰り返し行うことから得た基準。科学的に裏付けられた絶対的な技術を施すことにより、誰が作業を行ってもムラのない商品をご提供することができるのです。

柴崎:作業を行う際にはまず、車種に合わせて、正確なデータ(数値)を導きだしたチェックシートを用意。チェック項目に沿って作業を一つひとつクリアさせながらリビルトを行っていきます。基本的には分解から組み立てまでを一人で行いますが、ミスが出る可能性があるので、第三者が必ずところどころで確認したり、完成した後のチェックをしたりしています。二重三重のチェックは徹底して行っています。

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P&A営業部販売促進課 内田 学

P&A営業部ユニット課
メカニック 柴崎 広明

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