YAS Person | Interview

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08 輸入車を専門に扱う、日本で唯一の損害保険会社指定工場ネットワーク ―YANASE The Bodyshop Network―

10年の節目にリニューアル
更なるサービス向上を目指すために

BP推進部営業推進課 一倉 雄平
BP推進部営業推進課
一倉 雄平

一倉:2003年より発足したYANASE The Bodyshop Networkは10年の節目を迎えるにあたり、ロゴやユニフォームを大幅にリニューアルしました。ヤナセのブランドカラーであるブルーをベースにした、看板、ユニフォームおよびIDカードを作成。従来のものよりもヤナセのブランドイメージを印象づけるデザインは、より多くの人にYANASE The Bodyshop Networkの存在を知っていただき、また、加盟工場の方々にはヤナセの一員としての意識をより強く感じていただきたいという思いが込もっています。

宮本:この10年で、車も変わり、人も変わり、板金塗装のやり方もだいぶ変わってきています。そのなかで、私達が変わらずに持ちつづけているのは、「メーカーの求める正しい修理をする集団である」ということ。正しい修理というのは、車の機能をもと通りにし、見た目の仕上がりをよくするとことはもちろん、安全性の追求が第一。特に輸入車メーカーの多くは「安全性の追求」を大きなテーマとしており、機能面だけでなくボディ素材にもこだわっていることから、どこの工場でも直せるものではないといわれています。YASの自社工場はメーカーの板金塗装認定工場になっています。例えば、足周りの部品を交換する場合、それを止めるボルト1本ごとに締め付ける強さ(締付トルク)はメーカー側で指示されています。YASではその都度、メーカー技術情報を確認。自社工場だけでなく、YANASE The Bodyshop Networkの加盟工場にも情報を共有し、実施する作業に活用しています。
また、ご依頼を受けた車の修理についてはそれぞれの加盟工場の作業基準で行うのではなく、どんな小さな修理であってもすべてにおいてコントロールセンターから作業指示を行い、自社工場同様にメーカーの求める正しい修理を実現しています。メーカー発信の優良な技術をご提供できるのは、メーカーとのつながりが深いYANASE The Bodyshop Networkならではのサービスだと思います。

西日本BP営業部 九州コントロールセンター 宮本 武啓
西日本BP営業部
九州コントロールセンター
宮本 武啓

一倉:ですから、YANASE The Bodyshop Networkの加盟店を選出する際には、設備要件、コンプライアンスにかかわることなど、かなりの項目をクリアしなければならないのですが、それ以上に私たちが最重要と考えるのは、同じ方向性を持ってやっていける工場であるか、ということ。審査の際には、書類選考だけでなく、本部スタッフが実際に現地に赴いた上で工場の姿勢をよく見させていただき、ヤナセブランドを共有しながら長いお付き合いをさせていただけることを基準に選定させていただいています。今後も専任スタッフがすべての工場を確認し語り合うことで、同じ方向性を持って取り組んでいただける加盟工場をどんどん増やし、事故修理対応において第一に選ばれるネットワークを目指します。また、コントロールセンターと工場の接客対応能力、作業品質、コンプライアンスの水準をさらに高め、お客さま満足度の向上を計っていきたいと考えております。

YANASE The Bodyshop Network

※取材当初と役職、所属部署が変わっている場合があります。

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